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飲み干すまで許さんぜよ!

a0053772_2132457.jpgこのおちょこ穴が開いてる。
不良品だ。。
と、子供の頃に初めて見たときそう思った。

これは「可杯」(べくはい)と言う杯で、わざと穴が開いているのです。
お酒を注いでもらうときは、穴を指で押さえてふさぎます。


なんのために??


a0053772_21331395.jpg穴から指を離してしまうとお酒がこぼれてしまうので、注がれたら飲み干すまで下に置けない仕組みになってるわけです。
酒好きの土佐人が考えた遊び心ある杯なのです。

「可」という字は漢文で「可何々」(何々すべし)というように使われ、下(文末)には付けない字であり、そのことから下には置けない杯を「可杯」と呼ぶようになったそうです。


可杯には、穴の開いた「穴あき盃」の他にも、下に置くと倒れてしまう「空吸」(そらきゅう)というのもある。
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底が尖っていてまっすぐ置けないようになってる。
テーブルに置きたかったら飲み干すしかない。(;´Д`)

「空吸」の名前の由来は、「そら きゅうーとやりや」からきた名前だとか、
殿様が天守閣から空を仰いで「きゅうー」っと飲んだからだとか、色々な節があるみたいです。

どちらの「可杯」も一度杯を受けたら、飲み干すまで手から離せないというわけです。

実際に穴あき盃や空吸で飲んでいる光景は見たことないけど、お正月などの宴会では使われとるんかね。
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by kazetsugu | 2007-01-10 21:28 | 高知ネタ
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