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雨と夢のあとに
キャラメルボックスの「雨と夢のあとに」という芝居を観に行ってきました。
10年前から毎公演かかさず観に行ってたけど、色々あってここ1年観に行ってなかったので、約1年ぶりのキャラメルボックス。

原作は柳美里の「雨と夢のあとに」
主演は客演の福田麻由子ちゃん。
福田麻由子と聞いてピンとこない人も、「白夜行」や「女王の教室」に出演していた子役と言えば、「あー あの子か」って感じでしょ。

雨と夢のあとに_a0053772_14143974.jpgキャラメルボックスの舞台は、子供の役も大人の役者さんが演じるのですが、本当の小学生が出演するのはキャラメルボックス20年の歴史で初の試み。
NGなしの舞台での演技はどうなんだろうと思ったけど、ドラマ同様大人顔負けの演技力でした。まさに天才子役。

福田麻由子ちゃんの迫真の演技に、客席のあちらこちらからすすり泣く声が聞こえ、自分も涙があふれそうになったけど男なので我慢。危なかったです。
周りに誰もいなかったとしたら、号泣してたと思う。
芝居が終わったカーテンコールでは、小学生らしい可愛い笑顔で挨拶をしてました。
拍手が鳴り止まぬ中、役者さんたちが2回目のカーテンコールに登場。でも麻由子ちゃんだけは出てこない。なぜなら、小学生が働けるのは法律で夜の9時までだから。
1回目のカーテンコールは9時前ギリギリだったけど、2回目は9時を1分ほど過ぎていたのですねー。さらに3回目のカーテンコールでは、麻由子ちゃんの等身大パネルが登場。(^-^;

やっぱキャラメルの舞台は面白い。また毎公演観に行くことにしよ。

【STORY】
桜井雨は、小学6年の女の子。
幼い頃に母を亡くし、今はジャズベーシストの父・朝晴と二人で暮らしている。
朝晴は蝶の収集が趣味で、幻の蝶と呼ばれるコウトウキシタアゲハを捕まえるために、台湾に行く。森の中で、ついに幻の蝶を発見!
ところが、捕まえたと思った直後に、穴に落ちてしまう。
数日後、朝晴は無事に帰国。心配していた雨は、涙を流して喜んだ。
が、朝晴の姿は雨にしか見えなかった。
朝晴は自分の体を穴の底に置いてきた。
魂だけが戻ってきたのだ。もう一度、雨に会いたくて……。
(「雨と夢のあとに」チラシより引用)
雨と夢のあとに_a0053772_17284829.jpg
家に帰ってメールチェックしたら、キャラメルボックスのメルマガが届いてた。
  『雨と夢のあとに』ついに、はじまりました!!
  今日は、業界初(たぶん)、転載OK文章をお届けします。
  ご自分のブログやHP、メーリングリストをお持ちの方は、
  ご協力いただけないでしょうか。

とのこと。
上の舞台写真もキャラメルボックスが送ってきてくれた掲載OKの写真です。




【text by 演劇集団キャラメルボックス・プロデューサー 仲村和生】

キャラメルボックス・サマーツアー『雨と夢のあとに』が、7月20日に開幕しました。
岡田達也と天才子役の名を欲しいままにしている福田麻由子ちゃんが主演です。
福田麻由子ちゃんは、話題の映画『日本沈没』やドラマ『白夜行』で、印象に残ってる人も多いのではないでしょうか。
舞台の演技は初めてなのに、日々の成長が著しく、あまりの勘のよさに、演出の成井豊も驚いています。父親役の岡田達也との息もぴったりで、緊張感を保ちながら、仲のいい親子を演じています。
ベテラン俳優と呼ぶに相応しい久松信美さんと、僕が西日本一好きな女優・楠見薫さんの夫婦漫才、いや、演技は抱腹絶倒!!この夫婦の存在に、本当に救われます。
東京公演では、初日から終演の暗転と同時に拍手が沸き起こりました。序盤からラストまで、客席からこんなにすすり泣く声が漏れてくるのは、過去のキャラメルボックスの公演でも例がありません。とても泣けて、でもラストでは幸せな気分になる作品に仕上がっています。
西川浩幸の「切なさ」とはまた違う、岡田達也と福田麻由子の究極の「切なさ」。
そして、「生きる勇気」。こんな感情はなかなか味わえません。ぜひ、体感してみてください。

芥川賞作家・柳美里さんの原作小説を、ドラマへ、
そして舞台へとさらに手を加えた渾身の力作。
ご家族やお友達、大切な誰かを誘って、観にいらしてください。

お得なバディチケット、ファミリーチケットもご用意しました。下記「特別対談」ページから、お申し込みください。

脚本・真柴あずきと原作・柳美里さんの特別対談とはこちら!!
http://www.caramelbox.com/stage/ameyume/talk/ (PC専用)

キャラメルボックス2006サマーツアー『雨と夢のあとに』
◆東京公演◆ 2006年7月20日(木) ~ 8月20日(日)
      会場: サンシャイン劇場
◆大阪公演◆ 2006年8月24日(木)~ 8月31日(木)
      会場: イオン化粧品 シアターBRAVA!

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演劇集団キャラメルボックス
http://www.caramelbox.com/
http://www.caramelbox.com/k/ (携帯)

by kazetsugu | 2006-07-27 23:59 | 好きなこと
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